ひとことで言うと
In One LineSBI証券のFXで10月12日朝にシステム障害があり、担保の株の値打ちが「0円」と判定されて、一部の人が強制決済されました。
日本経済新聞(10月13日)によると、SBI証券は12日の7時30分ごろにFXのシステムで障害が起きたことを認めました。この障害で、FXの担保に入れていた株の評価額が0円と判定され、証拠金が足りないとみなされた一部の人のポジションが強制決済(ロスカット)されました。システムは13日の朝までに復旧し、強制決済された建玉(ポジション)も元に戻したと報じられています。

障害が起きた時刻
10月12日(月)。
臨時メンテナンス明け。
担保の株の判定
本当は値打ちがある株が
0円とされた。
復旧と建玉の復元
日本経済新聞の
報道による。
何が起きたのか
What HappenedSBI証券は10月10日(土)6時から12日(月)7時まで、臨時のシステムメンテナンスをしていました(SBI証券「定時・臨時システムメンテナンスのお知らせ」)。障害が起きたのは、そのメンテナンスが明けた直後です。
株を担保にしてFXをしている人は、現金の代わりに株の値打ちを証拠金として数えます。その株が0円と判定されると、元手が急に減ったのと同じことになり、システムが「証拠金が足りない」と判断して自動でポジションを決済してしまいます。

用語カード
建玉(たてぎょく)
いま持っている「買い」や「売り」の取引のこと。ポジションとも言う。
ロスカット
損が大きくなりすぎる前に、会社が自動でポジションを決済するしくみ。
株券担保
持っている株を、FXの証拠金(元手)の代わりに使うこと。
復元
強制決済されたポジションを、決済される前の状態に戻すこと。
SNSでは
On Social MediaXでは12日から、ログイン後に出たお知らせの文面として「臨時メンテナンス中に、ロスカットとなったポジションを復元いたします」という一文を引用する投稿が見られました。復元の対象を「ロスカット後に、お取引・入出金・代用有価証券の振替指示のいずれも行っていないお客さま」とする文面を紹介する投稿もあります。
一方で、13日になっても「ポジションが0のまま」という投稿も見られました。投稿の内容は会社の発表ではありません。影響を受けた人数や、復元の対象から外れた人の扱いは、13日17時時点で公には出ていません。
口座を持っている人が確かめたいこと
What to Check
株を担保にSBI証券でFXをしている人は、1. ポジション、2. 担保の数字、3. ログイン後のお知らせの順に見ておくと安心です。強制決済の後に取引や入出金をしていた人は、復元の対象かどうかが文面で分けられているという投稿もあるため、会社の案内で自分の扱いを確かめるのが確実です。取引履歴や約定メールは、問い合わせのときの材料になるので残しておきましょう。
なお、10月13日は4時から6時までFXのメンテナンスがあり、10月17日(土)にもメンテナンスが予定されています(SBI証券「定時・臨時システムメンテナンスのお知らせ」)。
よくある質問
FAQ原因は何ですか?
日本経済新聞はシステム障害と報じていますが、障害の詳しい原因は、13日17時時点で公には出ていません。
強制決済されたポジションは戻りましたか?
日本経済新聞によると、13日朝までに建玉を復元したとされています。自分の口座で確かめてください。
何人が影響を受けましたか?
13日17時時点で、人数は公表されていません。
株を担保にしていない人は?
報じられているのは、担保の株が0円と判定された人の強制決済です。
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Related※日本経済新聞(2026年10月13日)の報道と、SBI証券「定時・臨時システムメンテナンスのお知らせ」によります。SNSの投稿は会社の発表ではありません。10月13日17時時点の情報です。
出典:SBI証券「定期・臨時システムメンテナンスのお知らせ」(2026年10月13日確認)/日本経済新聞「SBI、FX取引で一時システム障害 担保判定できず強制決済」(2026年10月13日)。
