ひとことで言うと
In One Line1年前と比べて物価がどれだけ上がったと感じるかを聞くと、平均で16.2%という答えでした。
このアンケートは、日本銀行が3か月ごとに、全国の20歳以上の人に暮らしや景気の感じ方を聞くものです。今回は8月3日から9月4日まで行い、4,000人のうち1,972人が答えました(回収率49.3%)。物価が「かなり上がった」は68.9%、「少し上がった」は26.6%で、合わせて95.5%が上がったと答えています。

物価の実感
1年前と比べて。
平均値。
「上がった」
かなり+少し
上がった。
「困ったこと」
物価が上がることを
どう思うか。
景気の感じ方
Business Conditions1年前と比べて景気が「良くなった」と答えた割合から「悪くなった」を引いた数字(景況感D.I.)は、▲53.0でした。6月の▲56.7から3.7ポイント良くなりましたが、「悪くなった」と答えた人は58.2%と、なお半分を超えています。1年後の景気についての数字は▲36.2で、6月より6.3ポイント良くなりました。

| 項目(D.I.) | 2026年6月 | 2026年9月 |
|---|---|---|
| 景況感(いま) | ▲56.7 | ▲53.0 |
| 暮らし向き | ▲50.2 | ▲49.9 |
| 金利水準 | ▲9.3 | ▲10.0 |
※出典:日本銀行「生活意識に関するアンケート調査」(第107回<2026年9月調査>)。収入についての数字(いま)は▲5.4で、6月より5.3ポイント良くなりました。
用語カード
D.I.
「良い」と答えた人の割合から「悪い」と答えた人の割合を引いた数字。マイナスなら「悪い」が多い。
中央値
答えを小さい順に並べたとき、ちょうど真ん中にくる値。極端な答えに引っぱられにくい。
2%目標
日本銀行が目指している、物価が毎年2%ずつ上がる状態。
金利水準D.I.
いまの預金や貸出の金利が「高すぎる」と「低すぎる」の差を表す数字。
これからの物価の見方
Outlook1年後の物価については、88.6%が「上がる」と答え、上がり方の予想は平均11.8%でした。6月の調査(平均13.1%)より少し小さくなっています。5年後までの予想は、毎年平均10.1%(中央値5.0%)でした。日本銀行の2%目標を「知っている」と答えた人は21.9%、日本銀行を「信頼している」と答えた人は14.1%です。


FXをする人の見どころ
For Traders日本銀行は金利を決めるとき、人々が物価をどう見ているか(予想物価上昇率)も材料にします。このアンケートはその手がかりの一つです。日本の金利の見方が変わると、円がからむ通貨ペアが動くことがあります。数字はいつの調査か(今回は8月3日〜9月4日)とセットで見ておくと、ほかの指標と比べやすくなります。
よくある質問
FAQいつ発表されましたか?
2026年10月13日13時30分に、日本銀行が発表しました。
何人が答えましたか?
4,000人に送り、1,972人が答えました(回収率49.3%)。
物価の実感はどう変わりましたか?
1年前と比べた物価の実感は平均16.2%で、6月の調査(16.5%)とほぼ同じでした。
あわせて読む
Related※日本銀行「生活意識に関するアンケート調査」(第107回<2026年9月調査>)(2026年10月13日公表)によります。
出典:日本銀行「生活意識に関するアンケート調査」(第107回)の結果(2026年10月13日)/同・調査結果PDF(2026年10月13日)。
