ひとことで言うと
In One Line日本銀行の次の会合(10月29〜30日)では、政策金利を1.25%程度のまま据え置く公算が大きいと、ブルームバーグが報じました。
日本銀行は9月18日の金融政策決定会合で、政策金利(無担保コールレート・翌日物)を1.25%程度に引き上げることを決め、9月24日から使われています。報道によると、日銀は経済や物価がおおむね見通しどおりに動いているとみていて、2会合続けて利上げを急ぐ必要はないとの見方が多いということです。そのうえで、12月の会合での利上げの可能性は排除していないとしています。

政策金利
9月24日から。
9月18日に決定。
次の会合
日本銀行の
金融政策決定会合。
その次の会合
報道は12月の可能性を
「排除せず」。
報道の中身
The Reportブルームバーグの記事は、名前を出していない関係者の話をもとにしています。日銀は1980年以降、2会合続けての利上げをしていないことにもふれています。記事によると、市場では12月の会合までに利上げがあるとの見方が約88%、10月の会合での利上げは約10%と見込まれていました(いずれも報道時点)。
| 会合(2026年) | 中身 | 出どころ |
|---|---|---|
| 9月18日 | 1.25%程度へ利上げ(7対2) | 日本銀行の公表資料 |
| 10月29〜30日 | 据え置きの公算が大きい | ブルームバーグ(関係者) |
| 12月17〜18日 | 利上げの可能性は排除せず | ブルームバーグ(関係者) |
9月の決定では、9人の政策委員のうち7人が賛成、浅田委員と佐藤委員の2人が反対でした。日銀が銀行にお金を貸すときの金利(基準貸付利率)は1.5%、銀行が日銀に預けるお金の一部につく金利(補完当座預金制度の適用利率)は1.25%になっています。

用語カード
金融政策決定会合
日本銀行が金利などを決める会議。年8回、2日間ずつ開かれる。
政策金利
日本銀行が誘導目標にしている金利。いまは無担保コールレート(翌日物)。
関係者
名前を出さずに話した人。報道の中身は、日銀が公式に発表したものではない。
織り込み
市場の値段が、先の出来事をどのくらい見込んでいるかを表す言い方。
ドル円の動き
USD/JPYドル円は、10月13日17時台に157.85円ほどでしたが、同じ日の22時台には158.40円ほどになりました。14日17時時点では158.34円と、158円台で動いています。直近45営業日の高値は9月24日の159.04円で、そこに届くほどの動きではありません。

FXをする人の見どころ
For Traders日本の金利の見通しは、円がからむ通貨ペアの値動きや、スワップポイントにかかわります。今回の話は関係者の話をもとにした報道で、日銀が決めたことではありません。決まるのは10月29〜30日の会合で、結果は30日に公表されます。発表の前後は値動きが大きくなり、FX会社のスプレッドが広がることもあります。
よくある質問
FAQ日銀は10月に利上げしないと決めたのですか?
決めていません。ブルームバーグが関係者の話として「見送る公算が大きい」と伝えたものです。決めるのは10月29〜30日の会合です。
いまの政策金利はいくつですか?
1.25%程度です。9月18日に決まり、9月24日から使われています。
次の次の会合はいつですか?
12月17〜18日です。
あわせて読む
Related出典:ブルームバーグ「日銀は今月会合で利上げ見送る公算大、12月の可能性排除せず-関係者」(2026年10月13日)/日本銀行「当面の金融政策運営について」(2026年9月18日)/日本銀行「金融政策決定会合の運営」(10月14日確認)/ドル円の値はYahoo Finance(10月14日17時時点)
