ひとことで言うと
In One Line米国の9月の物価は、1年前より3.7%、前の月より0.6%上がりました。
消費者物価指数(CPI)は、ふだんの買い物やサービスの値段がどのくらい変わったかを表す数字です。9月は前月比+0.6%(季節調整済み)で、8月の+0.4%より大きく上がりました。BLSによると、前月比の上昇のうち半分以上がガソリンによるものです。値動きの大きい食品とエネルギーを除いた「コア」は、前月比+0.3%、前年同月比2.6%でした(8月は2.4%)。

前年同月比
8月は3.4%。
前月比
季節調整済み。
8月は+0.4%。
コア(前年比)
食品とエネルギーを
除いた数字。
何が上がった?
What Rose大きく上がったのはエネルギーです。エネルギーは前月比+5.2%、前年同月比+20.4%。なかでもガソリンは前月比+9.1%、前年同月比+34.2%と、1年で3割以上高くなっています。一方で、食品は前月比0.0%(前年同月比2.5%)と横ばいでした。家賃などの住居費は前月比+0.4%、前年同月比3.2%です。

| 月(2026年) | 総合(前月比) | コア(前月比) |
|---|---|---|
| 3月 | +0.9% | +0.2% |
| 4月 | +0.6% | +0.4% |
| 5月 | +0.5% | +0.2% |
| 6月 | −0.4% | 0.0% |
| 7月 | +0.1% | +0.2% |
| 8月 | +0.4% | +0.3% |
| 9月 | +0.6% | +0.3% |
用語カード
CPI(消費者物価指数)
ふだん買うモノやサービスの値段の動きを表す数字。物価の代表的な目安。
前年同月比
1年前の同じ月と比べて、どれだけ変わったかを表す数字。
コア
値動きの大きい食品とエネルギーを除いた数字。物価の流れを見るのに使う。
季節調整
毎年同じ時期に起きる上がり下がりをならして、比べやすくすること。
ドル円の動き
USD/JPY発表は日本時間10月14日21時30分でした。ドル円は21時台のはじめに158.44円ほどで、22時台には158.95円まで上がりました。その後は下がり、15日3時台には158.04円をつけ、15日7時時点では158.31円です。ユーロドルは21時台に1.1197ドルほどから1.1131ドルまで下がり、22時台には1.1117ドルをつけました。

このあとの予定
What’s Next米国の金利を決めるFOMC(連邦公開市場委員会)は、10月27〜28日に開かれます。結果が出るのは日本時間29日の朝です。次の10月分のCPIは、日本時間11月10日22時30分に発表される予定です。

FXをする人の見どころ
For Traders米国の物価の数字は、米国の金利の見通しにかかわるので、ドル円などドルがからむ通貨ペアが大きく動くことがあります。OANDA証券も、CPIの発表前後は値動きが大きくなるおそれがあるとお知らせしていました。発表の前後はFX会社のスプレッドが広がることもあるので、指標の時間は口座のカレンダーなどで確かめておきたいところです。
よくある質問
FAQ9月のCPIはいくつでしたか?
前年同月比3.7%、前月比+0.6%(季節調整済み)です。コアは前年同月比2.6%でした。
何がいちばん上がりましたか?
ガソリンです。前月比+9.1%、前年同月比+34.2%で、前月比の上昇の半分以上がガソリンによるものでした。
次のCPIはいつですか?
10月分は、日本時間11月10日22時30分に発表される予定です。
あわせて読む
Related出典:米労働統計局(BLS)「Consumer Price Index – September 2026」(2026年10月14日)/米連邦準備制度理事会(FRB)「Meeting calendars」(10月15日確認)/OANDA証券 米国CPI発表に関するお知らせ(2026年10月12日)/ドル円・ユーロドルの値はYahoo Finance(10月15日7時時点)
