ひとことで言うと
In One Line英国の物価の上がり方が、8月の3.1%から9月は3.5%へ強まりました。
いちばん押し上げたのは交通、とくにガソリンなどの燃料です。エネルギーや食品などを除いたコアの数字も、2.6%から2.8%に上がりました。


消費者物価
8月は
3.1%。
コア
8月は
2.6%。
9月だけの上昇
8月から
の上がり方。
何が上がったの?
What RoseONSによると、上がり方が大きくなった一番の理由は燃料の値段です。ガソリンの平均価格は1リットル169.5ペンスで、2022年8月以来の高さでした。軽油は192.5ペンスで、2022年7月以来です。

月ごとに見ると、9月の消費者物価は8月より0.4%上がりました。1年前の9月はほとんど変わらなかったので、その差が前の年と比べた上昇率を押し上げました。持ち家に住む費用も入れたCPIHは3.6%で、8月の3.3%から上がっています。
燃料全体では前の年より29.8%上昇しました。反対に、飲食店やホテルは上がり方が小さくなり、全体を少し押し下げました。

用語カード
消費者物価指数(CPI)
家計が買うものやサービスの値段の動きをまとめた数字。
コアCPI
エネルギー・食品・お酒・たばこを除いた消費者物価。
CPIH
持ち家に住む費用も入れた、英国の物価の数字。9月は3.6%。
ペンス
英国のお金の単位。100ペンスで1ポンド。
ポンドの動き
Poundみんかぶ(15時11分)によると、発表のあとポンドは小さく上がり、対ドルで1.3380ドル台をつけました。ただ、値動きはかなり限られたと伝えています。ポンド円は211.55円でした。
サービスの値段も3.4%から3.7%に上昇しました。サービスの物価は英国の中央銀行(イングランド銀行)が気にしている数字の1つです。次の消費者物価の発表は11月18日です。
FXをする人の見どころ
For Traders物価が予想より強いと、英国の利下げが遠のくという見方からポンドが買われやすくなります。今回は予想との差が0.1ポイントと小さく、ポンドの動きも小さめでした。
ポンド円は値動きの大きい通貨ペアです。発表の直後は値段が飛ぶこともあるので、取引するなら注文の置き方に気をつけたいところです。
よくある質問
FAQ英国の9月の消費者物価はいくつですか?
前の年の9月より3.5%上がりました。8月は3.1%でした。
何が押し上げましたか?
交通、とくにガソリンや軽油などの燃料です。
次の発表はいつですか?
2026年11月18日です。
あわせて読む
Related出典:英国家統計局「Consumer price inflation, UK: September 2026」(2026年10月21日)/みんかぶ「英CPIは予想を上回る=ロンドン為替」(2026年10月21日)
