ひとことで言うと
In One LineFRBの議長は、10月末の会合で利上げをするかどうかを、前もって示さなかったと報じられています。
ロイターによると、ウォーシュ議長はIMFのゲオルギエバ専務理事との対談で、「FOMCの結論については予断を持たない」と述べました。日本経済新聞は、議長が9月の利上げのあとの世界経済について「我々の想定通りに推移してきた」と話し、10月の会合には触れなかったと伝えています。

いまの政策金利
9月16日に
0.25%引き上げ。
9月の採決
全員が利上げに
賛成した。
次のFOMC
結果は日本時間
10月29日3時ごろ。
前回のFOMC
September FOMCFRBは9月16日のFOMC(連邦公開市場委員会)で、政策金利を0.25%引き上げて3.75〜4%にしました。FRBが公表した声明では、採決は12対0で、全員が賛成しています。

用語カード
FRB
米国の中央銀行(連邦準備制度理事会)。ドルの金利を決める。
FOMC
連邦公開市場委員会。米国の政策金利を決める会合で、年に8回開く。
政策金利
中央銀行が決める、お金を貸し借りするときの目安の金利。
予断
結果を前もって決めつけること。「予断を持たない」は決めつけないという意味。
発言のポイント
Key Remarks報道をもとに、議長の発言を3つに分けました。10月の会合で何をするかは、どの報道でも示されていません。

ロイターによると、議長はAI(人工知能)について、供給の側より先に、需要の側に影響が出るという見方も示しました。みんかぶは、9月の消費者物価や生産者物価、小売売上高を受けて10月の利上げを見込む声が増えていたものの、この発言のあと利上げの見方がやや後退したと伝えています。
これからの日程
ScheduleFRBが公表している2026年の日程では、次のFOMCは10月27〜28日です。結果は米国時間28日の午後2時、日本時間では10月29日(木)の午前3時ごろに出ます。


FRBの日程表で印がついている12月8〜9日の会合では、参加者の経済見通しもあわせて公表されます。
FX口座で取引する人の見どころ
For Traders米国の金利の見通しは、ドル円などドルがからむ通貨ペアの値動きに大きくかかわります。議長が次の一手を示さなかったので、会合までは米国の経済指標や、ほかのFRB幹部の発言に注目が集まりそうです。
FOMCの結果が出る日本時間の早朝は、値動きが急になり、スプレッドが広がることがある時間帯です。FX会社によってはこの時間に注意を呼びかけるお知らせを出すので、取引している会社のお知らせも確かめておくと安心です。
よくある質問
FAQウォーシュ議長は10月の利上げを示しましたか?
いいえ。報道によると「予断を持たない」と述べ、どちらとも示していません。
いまの米国の政策金利は?
9月16日に0.25%引き上げて、3.75〜4%です。
次のFOMCの結果はいつ出ますか?
日本時間で10月29日(木)の午前3時ごろの予定です。
あわせて読む
Related出典:米連邦準備制度理事会「Federal Reserve issues FOMC statement」(2026年9月16日)/米連邦準備制度理事会「Meeting calendars and information」(2026年10月18日閲覧)/日本経済新聞(2026年10月16日)/ロイター(ニューズウィーク日本版)(2026年10月16日)/みんかぶFX(2026年10月16日)
