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EUがUSDCを
「重要」ステーブルコインに!11月12日から監督強化

仮想通貨ニュース2026年10月19日7時時点

EUの金融の監督機関EBA(欧州銀行監督機構)が10月14日、米ドルと連動するステーブルコイン「USDC」を、EUで初めての「重要な電子マネートークン」に指定しました。
11月12日から、EBAとフランスの当局の2つで見張る、より強い監督に変わります。

In One Line

EUでは、大きくなったステーブルコインほど監督が強くなるルールがあり、その第1号にUSDCが選ばれました。

EUで届け出のある電子マネートークンは45種類。そのうち「重要」と判断されたのはUSDCが初めてです。発行しているのは、米国のサークル社のEUの会社(Circle Internet Financial Europe SAS)です。

EUで届け出のある電子マネートークンは45種類、USDCが初めて重要に指定された。監督が変わるのは2026年11月12日から
45種類

EUの電子マネートークン

MiCAのルールで
届け出があった数。

1種類目

「重要」に指定

USDCが
初めて。

11/12

監督が変わる日

2026年11月12日
から二重の監督。

Basics

ステーブルコインは、米ドルなどの法定通貨と同じ値段になるように作られた暗号資産(仮想通貨)の仲間です。USDCは1USDC=1米ドルを目指すコインです。

EUには「MiCA(暗号資産市場規則)」というルールがあり、ステーブルコインを出す会社に、準備のお金をきちんと持つことなどを求めています。EBAは毎年、トークンが「重要」にあたるかどうかを確かめます。

用語カード

ステーブルコイン

米ドルや円と同じ値段になるように作られたデジタルのお金。

USDC

米国のサークル社が出す、米ドルと連動するステーブルコイン。

MiCA

EUの暗号資産のルール。ステーブルコインを出す会社にも決まりがある。

電子マネートークン(EMT)

MiCAでの呼び名。1つの法定通貨と同じ値段を目指すトークン。

準備資産

コインを円やドルに戻せるように、発行した会社が持っておくお金や国債。

What Changes

11月12日から、USDCは「二重の監督」になります。これまではフランスの当局ACPRが見ていましたが、自己資本・準備資産・流動性・償還の計画はEBAが直接見るようになります。

11月12日からの二重の監督。EBAは自己資本・準備資産・流動性・償還の計画、フランスのACPRは経営体制・株主・外部委託・利益相反、ニューヨーク州の当局とは覚書で情報をやりとり

経営の体制や株主、外部への業務の委託、利益相反などは、これまで通りACPRが担当します。EBAとACPRは協力して、スムーズに引き継ぐとしています。

EBAのプレスリリース。2026年10月14日、USDCをEUで初めての重要な電子マネートークンに指定
出典:EBA(欧州銀行監督機構)『The EBA classifies USDC as the first significant e-money token in the European Union』(2026年10月14日)
Cross-Border

USDCは、EUではサークル社のEUの会社が、アメリカではサークル社の本体が出しています。国をまたいで使われるため、EBAはニューヨーク州の金融当局(NYDFS)と覚書を結び、情報をやりとりできるようにしました。

In Japan

日本では、ステーブルコインを扱うには「電子決済手段等取引業者」として金融庁・財務局の登録が要ります。金融庁の一覧(2026年8月27日現在)では、登録は2社で、どちらもUSDCを扱っています。

金融庁の電子決済手段等取引業者の一覧では、USDCを扱うのはSBI VCトレード(2025年3月登録)とコインチェック(2026年8月登録)の2社

今回の指定はEUのルールの話で、日本の登録の制度はそのままです。金融庁は一覧の中で、電子決済手段も価格が変わることがあり、損をする可能性があると注意しています。使う前に、登録のある業者かどうかを一覧で確かめておくと安心です。

FAQ

いつ発表されましたか?

2026年10月14日に、EBAがプレスリリースで発表しました。

いつから監督が変わりますか?

2026年11月12日からです。

日本でUSDCを扱っている会社は?

金融庁の一覧(2026年8月27日現在)では、SBI VCトレードとコインチェックの2社です。

出典:EBA「The EBA classifies USDC as the first significant e-money token in the European Union」(2026年10月14日)/金融庁「電子決済手段等取引業者登録一覧」(2026年8月27日現在)

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